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潮風トレイルULテント泊に行ってきました!

こんにちは!とうとう青森県、八戸市でも雪が降り始めましたね!⛄

今シーズンはスキーでのスタートも遅くうずうずしている南山です。あともう少し、ですね!

八戸店では11/19,11/20の2日間で、「みちのく潮風トレイル」を使用したテント泊ハイキングイベントを開催しました。

エリアは宮古エリア。田老から宮古の約30キロ弱のコースでした。

集合場所は「浄土ヶ浜ビジターセンター」。宮古市の浄土ヶ浜に現地集合です。

朝8時頃集合し、歩いて宮古駅まで移動。三陸鉄道に乗って田老駅まで電車の旅をします。

田老駅から車道を歩き約10分。ようやく今回のメインになるみちのく潮風トレイルのコースに着きました。

一日目の山行距離は約16km。楽な道のりではないですし、更にテントといった宿泊道具を持ってのハイキングなので、皆さんなかなか気合が入っていた印象でした。

今回の参加者は5名!応募人数上限のフル定員でした。ご参加いただきありがとうございます!

出発前に重量測定器で今回の荷物の測定をしました。(写真撮り忘れました…ゴメンナサイ)

パッキングも皆さん三者三葉で、一番重量があった方で約10kg。最軽量で約6.5kgという方もいらっしゃいました。軽量なパッキングをされていた方は使用するギアも軽量なものが多かったですが、それ以前に「一つの道具で複数の機能を果たす」という使い方をしていた印象でした。

例えば着るものにしても、行動中のインサレーションと寝るときの者はそのまま着る、水は必要最低限だけ持って行き、足りなくなった場合は浄水器を使用する、テント内でのランタンはスタッフバッグをホヤ代わりにしてヘッドランプと併せて使う、といった小さいですがそういった積み重ねでうまく軽量化されているなと感じました。

今回は一泊二日での山行でしたが、これがより長く、工程が多いロングハイクになってくると「重さ」は確実に枷になってきます。今回の経験を活かしてこれからの登山ライフに応用して欲しいですね!

さて、肝心のトレイルの方ですが、主に沿岸沿いのアップダウンのある山林をひたすら歩いていきます。大きな山と違って人もいなく、秋の山林特有の落ち葉を掻きわけて歩く感触がとても気持ち良かったです。

しばらく歩くと「栃内浜」に到着しました。ここは小さな海岸ですが、ハマナスの群生地として有名で、4‐8月の間にピンク色の花を咲かせるそうです。

今回の宮古エリアのコースはトレイルのバリエーションも多く、今のような海岸やこれから載せる竹林のようなところまで、全く飽きないコースバリエーションでした。ここで20分ほど休憩を取り、次のアップダウンに備えます(笑)

こんな急登も登ります(笑)本来であれば海沿いの砂浜をまっすぐ突っ切るルートだったのですが、満潮でしっかり浸水していたので、迂回路を使用しました。荷物を持っての急登は大変だったと思います。皆さんよく頑張りました。

海沿いから離れると一気に山っぽくなります。この変化がやっぱり面白いんですねぇ…

しかも道中カモシカを発見!下見では見ていなかったのでテンション上がりました。

山ゾーンを超えると今度は車道に。ここからどこを経由するのかというと…

なんとゴルフ場です。これはれっきとした潮風トレイルの正規ルートですよ!

当たり前ですがゲストの皆さんもビックリ。まぁそうですよね。私も下見の時大分ビックリしました(笑)

ここでようやく自販機が。各々甘いジュースを飲んでカロリーを摂取します。こういう時に飲むコーラとかオロナミンCとかめちゃくちゃおいしいですよね。あれは反則だと思います。

という訳でラウンド中のゴルファーに応援されながらコース内を歩きます。なんとも不思議な光景です。

一日目も後半、あとは震災メモリアルパークを目指します。

ゴルフ場を抜けると竹林が広がっていました。竹は成長速度がかなり早く、根もかなり丈夫なことから土壌の弱いところに植えられたようです。もしかしたらこの歩いたところもそういう理由で竹林になったのかもしれませんね。

そんなこんなで「震災メモリアルパーク 中の浜」到着です。ここはもともとキャンプ場でしたが、3,11の津波によって甚大な被害を受けでしまいました。現在は残った震災遺構を当時のまま展示し、津波被害の恐ろしさを後世に残している場所になっています。

これは当時のトイレ、シャワー室。コンクリートでできた建物もここまでにしてしまうのが怖いですね。ちなみに写真右上の「17」と書いてある看板は到達した津波の高さのようです。

こちらは炊事棟。完全に鉄骨がむき出しになっていますね。このような形で残していただいていることに感謝して、当時のことを忘れないようにしたいですね。

震災メモリアルパーク中の浜を後にし、一日目の目的地である姉ヶ崎キャンプ場まで歩き出します。

ここまできたらあともう目と鼻の先!皆さん疲れが見えてきましたがラスト頑張りましょう!

20分ほど歩くとようやく…本日のキャンプ場に到着です。時刻は16:00過ぎ。今の時期だと16:30には日が落ちてしまうので急いでテントを張ります。(それで明るい時の写真が撮れませんでした。)

テントも皆さんなかなか個性が出ていた印象でした。ベーシックなダブルウォールの山岳テントから、トレッキングポールをフレームとして設営するシングルウォールの軽量なテントまで、スタイルが大きく分かれましたね。

ちなみに夜の写真がこちら。どうでもいい話ですがこれは当日スタッフがiphoneで撮った写真なんですが、もはや自分が持っている一眼と全然見分けがつかない…今の携帯ってホントにスゴイですよね。

という訳であっという間に日が落ちて夜になってしまいました。この日の移動距離は約16キロ、時間は6時間ほど。ゲストの皆さんもよく頑張りました!

あとは各々夕食や入浴をして2日目に備えるのでした。さすがに1回でまとめると大変な分量になってしまうので今回は1日目だけ。後編は後ほどお待ちください!

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