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【イベントレポート】藍染体験inグリーンハウス八戸店

5/21(土).22(日)の2日間、八戸店の店舗前オープンデッキにて藍染体験会を行いました。

参加者は1回6~7名ほど。2日目には12名を超える人数でにぎわいました。

ご指導してくれるのは、岩手県一関市の京屋染物店からお越しの高橋さんと堀越さん。

初めての方にも、お子さんにも優しく教えてくれました。

藍染の工程は、しぼり(模様をつける)→水につける→染色液に漬ける→空気にさらす→染料を洗い流す→乾燥まであります。

ご参加のみなさんは、京屋さんから染め物の作業着を借りて、トートバッグや手ぬぐいで早速チャレンジ!

 

まずは絞りの工程
藍色に白く抜く模様を付ける、また、濃淡を強くつけて絵柄のようにして楽しむ作業。
材料はビー玉や輪ゴム。手ぬぐいの思い思いの場所に巻き付けて色を浸透させない仕組みにします。

「なんか面白いね。」
お子さんたちは直感的にビー玉を思い思いの場所に、輪ゴムで付けていきます。

一方大人の参加者は手ぬぐいを丁寧に折りたたみ、割りばしで挟んでさらに輪ゴムをかけるという手間ひまかけてしぼりを行います。なかなか根気のいる作業です。

 

次は水につける工程
染めたいものを水に漬けまんべんなく水分を浸透させて、藍に染まりやすくする前工程です。

参加者さんが選んだトートバッグは、そのまま染めてしぼったガラや自然につく濃淡を楽しむようです。
高橋さんの見守る中、厚い生地のオーガニックコットンを、何度も揉んだりしぼったりしながら充分に浸水させます。

 

それが終わればいよいよ藍の染色液に漬ける工程
染料の中に静かにゆっくり入れ1~2分漬けていると青く色づいてきます。

「なんか緑っぽい色になったよ?」
「大丈夫です。一度上げて空気に触れさせることで徐々に青くなりますよ。」
堀越さんの言うとおりに、何度か漬けて色濃くなったり、シワの部分に濃淡ができていきます。

一方トートバッグは数回空気に触れさせては、染料に漬けてを繰り返し、かなり藍色が浸透してきました。
ここでやめるかどうが難しいところ。洗うとだいぶ色が落ちるそうです。

 

そして染料を洗い流す工程
自分が思う理想的な色になったら、水道水で染料を洗い流します。

絞り工程で入れた輪ゴムやビー玉はここで外します。

下洗いで色を落としたあとしっかり洗い流して完成です。手でしぼったところ、染料へのつかり具合で独特のムラが出ます。

真っ白だったトートバッグはステキな藍色に。チャムスの白いロゴマークもいい感じですね。

「わーきれい!」「上手にできたねー。」

思いがけない仕上がりに周りからは拍手👏が起こりました。

ビー玉を輪ゴムで思い思いにしぼったところは、たのしい模様になりました。世界に一つだけのデザインに満足そうです。

しぼり工程に手間ひまをかけると、こんな美しい模様もできました。

ここまでの工程で約1時間ほど。みなさんご自身で手をかけた藍染は、愛着の沸く一品になったようです。
京屋染物店さんの丁寧なご指導のおかげで、初めての体験でもとても楽しくできました。

ご参加のみなさん、京屋染物店のみなさん、ありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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