八幡平・七滝スノーシューツアーに行ってきました!
皆さんコンニチワ
盛岡店のトーチャンです
2/18に開催した、八幡平の県民の森から七滝までを往復するスノーシューツアーの様子をご紹介します!
先週のBCスキーツアーに引き続き、ガイドには八幡平の山を知り尽くした地元在住の平山順子さん(以下ヨリコさん)を迎え、初心者対象として『ペースゆっくりトーク多め』のリクエストをして準備万端!
でしたが…
本番直前に現地確認したところ『雨で氷が結構とけちゃったかも・・・』という連絡が。
2月だというのに雨が降ったり最高気温が10℃近くなったりという日が続いたので、【迫力ある氷瀑】を見に行くつもりが【迫力ある水の流れ】が見られそうな、ある意味で超レアな体験が出来そうな当日を迎えたのでした
この日は前日に引き続いて深夜から晴天で明け方には放射冷却でかなり冷え込みが強まりました
スタート時には下の写真のようにみんなジャケットを着こんで歩きだしましたが…
快晴&無風のため歩き出して15分もすればうっすら汗ばんできます
身体が汗で濡れる前に休憩をとってアウターを脱ぎます(トーチャンは腕まくりで歩きましたw)
このところ降雪が無く、日中に陽射しで融けた雪が明け方の放射冷却で凍結するのを繰り返したため、七滝へ至るルートはすっかり【道】になっています
ここ、降雪後だったらきちんと方向を見定めて歩かなければならないはずなのですが、迷いようがない状態ww
スノーシューの他にも6本爪の軽アイゼンの人やスキーを履いた人・さらには普通の長靴のおばちゃんまで、さすがみんなに愛されているビューポイントだけあり、いろんな装備の人たちとお会いします
https://youtube.com/shorts/MFFpnYNbuco?si=JfZ2SePamNDz8jnB
↑ こんな感じで山の中をのんびりと歩いていきます
ヨリコさん、時々立ち止まって山の話をしたり『ふだんはどんなスポーツしてるの?』なんて話になったり…
で、お二人とも高校のバスケットボール部OGで夏の岩手山は何度も登っているとのこと!
なるほどー、冬装備は持っていないけどしっかりしたアウトドア女子だったのか!
どうりで息も切らさずヨリコさんのペースについていくはずです
さて、正面に黒々とした常緑樹の森が近づいてきたら七滝まであと少し!
この森を抜けたら七滝です
ちょっと前までは川原が落とし穴だらけだったようですが、2月半ばになって足元が安定してきたとのことで滝の真下まで行ってみることに。
有志の方たちが雪をカットして階段を作ってくれてあるので、手前の広場でスノーシューは脱いでデポしておきます
川原まで降りたら滝を目指してトコトコ…
左右とも、しっかり雪が詰まっていない部分は踏み抜く危険があるので注意!
よいしょ、よいしょ…
ここまで来ると、少し水しぶきが飛んできます
おぉぉぉぉぉぉぉぉー
凄いね~♪
ヨリコさんによれば、雨で一旦融けてしまった部分もこの数日の夜間から早朝の冷え込みで多少修復されたみたいとのことでした
それでは、迫力ある2月の七滝を動画でどうぞ
https://youtube.com/shorts/BK2SFDhA0N4?si=H9Ourec_fRlf38hb
記念写真をパチリ!
もういっちょ♪
さて、手前の広場まで登り返したら再びスノーシューを装着します
今回のお二人はレンタルだったので、TUBBSの【FLEX ALP】と【FLEX RDG】を選んで頂きました
RDGはワイヤーをダイヤルで巻き取る《BOAシステム》のもので、ALPはゴムのベルトでしっかり締めて固定するタイプ
足裏の刃の形状はALPやトーチャンが試乗したVRTの方が鋭いので、稜線の近くを歩くことがあるなど《硬い雪を歩く機会が多い》という方にはこちらがオススメ!
一方で、七滝みたいな《なだらかな地形のところで使うことが多い》場合にはRDGの作りで十分ですし値段的にも安く手に入ります
Iさんが装着しているのは【TUBBS FLEX ALP】というトップモデル
帰路は『クライミングサポートがせっかく付いてるんだから体験してみよう』ということで、林道の法面をちょぴッと登ってみます
よいしょ、よいしょ。
この青いワイヤーを立てることで、ふくらはぎの負担が劇的に楽チンになります!
森の中を緩やかに下っていきます
https://youtube.com/shorts/TF3vxApIogA?si=6dxQPVnArVIpOXeK
時々見かけるカンバの木、ダケカンバかと思ったら『ウダイカンバ』っていう高級家具に使われる木なんだとか…
『ウダイ』は『鵜松明』と書き、夜の鵜飼いで灯す松明(たいまつ)に使われたんだそうです
その後はミズナラの大きな木が点在する森を歩いてスタート地点へ戻ります
地面近くで数本に分かれている大木が多いのは、恐らくむかし大規模な雪崩があった痕跡。
上部を雪崩で折られた木から再び幹が再生すると、写真のような『フォークツリー』と呼ばれる形になるんです
そんなこんなでスタート地点に戻ってきました!
今朝がたの冷え込みで岩手山のテッペンはピカピカに輝いています
お世話になったTUBBSのシューと一緒に記念写真♬
この後は駐車場で一休みしてからお二人にMSRのスノーシューに履き替えて頂き、この雪原でプチ試乗会!
駐車場にいた人たちにも履いてみて~と声をかけたり、MSRとTUBBSの各モデルを広げてそれぞれの性能や価格を説明したり。
駐車場に人がいなくなった頃に撤収して帰路につきました
今回ご参加いただいたMさん&Iさん、ありがとうございました!
またの機会のご参加、お待ちしております!!
ガイドの平山さんには、先週のBCスキーツアーに引き続き事前の偵察等々本当にお世話になりました
心より厚く御礼申し上げます
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そして番外編
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