改めてジェットボイルに注目!究極の湯沸かしバーナー
こんにちは杉本です。
寒い季節はあったかい飲み物や食事が恋しくなりますね。
山へ行くと友人がさりげなくザックから出すのがジェットボイルのバーナー。
いつもこれで、あったかいインスタントコーヒーをごちそうになります。自分は普段コーヒーを飲まないのにこれが美味い!
聞けばもう11年も使っていて(年に10回程度使用)お湯を沸かす以外使わない。そのためか未だに壊れる気配がありません。
気になったので、改めてお店で最新モデルをチェックしてみました。
JETBOILフラッシュ 18,480円
2004年の発売以来、基本的な性能が変わらないクッカーと一体型のバーナーセット。
ポットの底のフラックスリングと断熱カバーで優れた燃焼効率を実現したベストセラーモデルです。
クッカー本体はアルミニウム合金でさびにくく、持ちやすいメンブレンのカバーが付いています。
組み立て方は、バーナー部分をガズカートリッジにセットし、ポットのフラックスリングをバーナー部分にセット。
あとはお水を入れて、ツマミを+に回して着火ボタンを押すだけ。いたってシンプルです。
この旧モデル10年以上使っている友人に、ジェットボイルのいいところを聞いてみました。
1.短時間で湯沸かしができる 標高2000mでも遜色なくつかえる(多分岩手山です)
2.付備品を順序に収納できるので忘れ物がない
3.コンパクトにまとまるので荷物がスッキリする
との事です。その辺を最新モデルに当てはめて検証してみましょう。
1.短時間で湯沸かしできる
バーナーの出力性能が向上し、最大出力が2269kcal/hで従来モデルの2倍ほどになりました。
またポット部のフラックスリングはバーナーの熱を閉じ込め、80%以上の熱伝導率でポットを温めます。
500mlの湯沸かし時間は、従来の2分半(150秒)から1分40秒(100秒)に。あくまでメーカー値ですが驚異的な速さです。なので、寒いところでも短時間で素早くお湯を沸かせて、ガスカートリッジの消費も抑えられます。
お湯が沸くと、サイドの3本のインジケーターがオレンジに変色して教えてくれます。
耐熱性と保温性に優れる外側のメンブレンカバーと、ナイロンベルトのおかげでポットが安定して持てるのもこのジェットボイルフラッシュの特徴です。
また、注ぎ口の付く耐熱性のフタは、熱湯をこぼすことなくマグカップやカップ麵に注ぐとこができます。
2.付属品を順番に収納できるので忘れ物がない
中身はバーナーとゴトク、ガスカートリッジのスタビライザー、そして耐熱性のフタが付きます。(※110サイズのガスカートリッジは別売りです)
内容物4つがすべてポットの中に納まりますので、忘れ物をしなくなります。
ただし、ガスカートリッジの残量の確認は必要。毎回短時間使用なので、3回に1度ぐらいで大丈夫そうです。
3.オール・イン・ワンのコンパクト収納
収納袋はないですがポットにピタッとはまるフタのおかげで、中身が出てくる心配がありません。収納サイズ10.8φ×18cm
クッカーがちょっと大きいのがデメリットではありますが、2人分のカップラーメンやコーヒーを沸かすのにちょうどいいサイズです。
収納袋のように変形しないので、ザックにパッキングするときに決まったスペースに収納ができます。重量は別売りの110サイズカートリッジを入れて約620g。
また、ゴトクを立ち上げてほかの調理器具(例えばフライパン)で焼き物などにも使用できます。
カートリッジを安定させる折り畳みのスタビライザーも付属します。
用途としては、ソロのキャンプやトレッキングで素早く食事にありつきたい時やコーヒータイムなどに最適です。
サッと出してサッと使える。お手入れもポットの内側を洗うだけという簡潔さがうれしいところです。
いかがでしょうか?
ジェットボイルを知っているつもりでも、改めて検証してみると時代とともに少しずつ変化していましたね。
友人もカンタンで使いやすいから、壊れてもまたジェットボイルフラッシュを買って使うという話をしております。
お湯がすぐ沸いて、ポットのまわりのメンブレンでやけどする危険も少なく、安定してお湯が取り出せる。
ジェットボイルは総じて使いやすいという事がベストセラーの証なのでしょう。
ぜひグリーンハウスでお確かめください。